今平周吾、ロスのないインパクト フェースをスクエアにヒットさせ、飛距離伸ばす左手



 【勝者のワザ】関西オープン優勝

 関西オープンでツアー初優勝を果たした今平周吾は、松山英樹、石川遼の1学年下の24歳。165センチと小柄だが、シャープなスイングで290ヤード超えの安定したロングドライブを放ち、ショートゲームの巧みさも備えているオールラウンドプレーヤーである。

 今平がスイングで意識しているのは、インパクトで、いかにフェースをスクエアにヒットさせるかだという。ターゲットに対してフェースを正対させるということだ。これが、エネルギーロスのない分厚いインパクトを可能にしている。小柄でも飛ばし屋といわれる理由が、そこにある。

 アマチュアゴルファーのインパクトは、フェース向きが不安定になっていることが多い。開いていたり(これが圧倒的に多い)、閉じていたり…。

 スクエアなコンタクトで、芯でボールをとらえる。フェースでボールをヒットする。その感覚を覚え、身につけるために今平が練習してきたのがアイアンのパンチショットだった。高く振り抜かずに、インパクト後はクラブヘッドが低い位置に止まるように打つショットだ。

 この時に、最大のポイントになるのが、ダウンスイングからの左手首の角度。インパクトでは、この左手首が、自分から見て“く”の字になる(手のひら側に折れた状態)ようにするのだ。そうすることによって、はじめてフェースの芯でボールをヒットできるようになる。

 ダウンスイングで左小指、薬指、中指をしっかり握り、左手甲を地面に向けるような感覚で、自分から見て半時計周りに前腕部を旋回させるのだが、このとき、カギになる3本の指が緩んでしまうとリストが想像以上に返ってしまい右手首が早くリリースされてボールに十分なエネルギーが伝わらなくなる。

 この動きをマスターするには、最もロフトの大きなSWで練習するのがいい。寝ているロフトを起こす(立てる)ようにして、フェースの芯でボールをヒットする練習だ。リーディングエッジをボールと地面の間に入れていくより、フェースで直接ボールをヒットし、先のターフを削り取っていく。

 練習場のマットなら、絶対にボールの手前からソールを滑らせていくような打ち方にならないように意識しよう。これが、今平流ボールコンタクトへの入り口になる。

 ■今平周吾(いまひら・しゅうご) 1992年10月2日生まれ、24歳。埼玉県出身。9歳でゴルフを始め、埼玉栄高1年時に「フジサンケイジュニア」「日本ジュニア」を制覇。2011年プロ転向。14年に下部ツアー賞金王。15年からレギュラーツアーで2年連続シードを獲得。今季国内ツアー5戦でベスト10入り4度。獲得賞金は3048万8595円(ランク4位)。得意クラブはSW。1メートル65、60キロ。

引用:今平周吾、ロスのないインパクト フェースをスクエアにヒットさせ、飛距離伸ばす左手首の角度


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