ウルフ、水入りに恨み節 流血中断で勝機遠のく 全日本柔道



 頑丈、強壮な王子谷と7分以上の力比べ。息切れするどころか、余力を残しての競り負けをウルフは悔しがる。決勝の延長1分過ぎ、両者流血による中断が余計だった。「王子谷先輩が疲れていた。行けるかなと思っていたので…」。勝機を遠のけた水入りに、出るのは恨み節ばかり。

 巨漢がそろう大会で、100キロ余りの体はライト級。動き回り、かき回し、決着を長引かせる戦術にしたたかな勝負師の顔がのぞく。「優勝を狙っていたので」と見せたしかめっ面も、同窓の先輩を立てるポーズではないらしい。

 大魚を逃しはしたが、世界選手権で屈強な外国勢と渡り合うめどはついた。「(世界選手権の男子100キロ級で)優勝して3年後の五輪につなげたい」。途中、顎の下が裂けるアクシデントも、名誉の向こう傷と笑える日も来るだろう。(森田景史)

引用:ウルフ、水入りに恨み節 流血中断で勝機遠のく 全日本柔道


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