モルトベーネ完勝、ミルコ4月12勝/アンタレスS



<アンタレスS>◇15日=阪神◇G3◇ダート1800メートル◇4歳上◇出走16頭

 絶好調男に導かれ、モルトベーネ(牡5、松永昌)が重賞初制覇を果たした。好位から抜け出して2馬身差の完勝。リーディング独走中のミルコ・デムーロ騎手(38)は土曜3勝、今月12勝と勢いが止まらない。ペルシアンナイトの皐月賞に向けても弾みのつく勝利となった。

 顔をくしゃくしゃにして検量室前に引き揚げてきたミルコは、何度も馬名を口にしていた。「モルトベーネね、ほんとにモルトベーネ!」。母国イタリア語で「とても良い」。人馬の好調が2馬身差の完勝につながった。

 元騎手の松永昌師も「うまく乗ってる」と舌を巻く手綱さばきだった。好位の馬群で脚をため、直線はインに進路を見いだして突き抜けた。頼もしきイタリアンは「スタートが良くて、すごくいいところにいた。直線もすごい手応え。スペースがあってよかった。馬が良くなってた。これから楽しみ」と満面の笑みだ。 モルトベーネ自身の充実も光る。今年に入って2、1、4、1着。4着の名古屋大賞典については地方の深いダートが合わなかったという明確な敗因があった。トレーナーは「きゃしゃな馬だけど力をつけた。これからは中央を中心に使っていく」と方針を決めた。今後は放牧で英気を養う。

 今月に入って12勝と絶好調の鞍上は今日16日、勢いに乗り、前人未到の皐月賞V5へ挑む。もう過ちは繰り返さない。皐月賞では一昨年、昨年と2年連続で騎乗停止処分を受けている。「頑張ります」。頬を引き締めて中山へと向かった。【太田尚樹】

引用:モルトベーネ完勝、ミルコ4月12勝/アンタレスS


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