ヤクルト守護神・秋吉「メジャー関心なし」の意外な理由



「いつか満員のドジャースタジアムで投げてみたいと思いました」

 ヤクルトの守護神、秋吉亮(28)のセリフである。WBCをともに戦った侍ジャパンのメンバーが開幕から疲労と不振に苦しむ中、ここまで4試合に登板し、1勝1セーブ、防御率0・00。激闘の影響を感じさせない好投を続けている。

 秋吉はそのWBCで、6試合に登板し、被安打2の無失点と国際大会の舞台で結果を残した。変則的なサイドスローから繰り出す真っすぐ、スライダー、シンカーで外国のパワーヒッターを手玉に取り、複数球団の米スカウトがリストに載せたといわれている。

 改めてWBCの印象を聞くと、「(米国に敗れた準決勝は)スタンドがガラガラでしたけど、それでもスタンドからのUSAコールはすごかったですよ」と言い、続けたのが冒頭の言葉だった。

 世界を相手に結果を出した過去の選手の多くが海を渡った。秋吉もまたWBCを経験し、メジャー志向が高まったのか。そう聞くと、意外な答えが返ってきた。

「いや、ボクはヤクルトで頑張ります。実はメジャーに行くことにはまったく興味がないんですよね。理由? 向こうはたばこが吸えないから(笑い)。メジャーリーグって吸う選手がほとんどいないから、(ベンチの)裏にも吸い殻入れすらないんですよ」

 確かに、MLBの下部組織であるマイナーリーグでは喫煙自体が禁止されており、メジャーでも主流は噛みたばこ。数年前からその噛みたばこも規制され始めた。チームが噛みたばこを選手に供給すること、テレビに映る場所でユニホームを着た選手が噛みたばこを持ち歩くことや使用が禁止。さらに、市の法令としてドジャースタジアムのあるロサンゼルスをはじめ、サンフランシスコ(ジャイアンツ)、ボストン(レッドソックス)、シカゴ(カブス)、ニューヨーク(メッツ、ヤンキース)が施設内での噛みたばこ使用も禁止するようになった。

 愛煙家にとっては肩身の狭い世界。秋吉が海を渡る心配はなさそうだ。

引用:ヤクルト守護神・秋吉「メジャー関心なし」の意外な理由


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