ロッテ・佐々木、“大谷番”米スカウトも仰天の対応力 12球団一番乗りでルーキー先



 悪条件が満載の初舞台で勝つのだから大したものだ。ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手(22)=桜美林大=がプロ初登板の6日・日本ハム戦で5回3安打1失点。新人の先発投手としては12球団で一番乗りで初勝利を飾った。

 「ホントにうれしい。1つ勝つのは大変だと感じました」

 初めて立ったお立ち台で照れながら試合を振り返った右腕だが、マウンドでは踏ん張った。3回には四球と暴投から招いた1死二塁で適時打を浴び、毎回四球で走者を出したが崩れない。5回2死一、二塁で中田を三振に仕留めるとガッツポーズが飛び出した。

 プロ初登板の重圧に加え、ZOZOマリン名物の最大風速13メートルの強風が吹き荒れ、制球に苦しんだ。それでもバッテリーを組んだ捕手・田村の助言で、風の影響で縦に割れるカーブと沈むシンカーを両サイドに落として決めた。圧巻は同い年で絶好調の大谷を2タコ1三振に抑えたこと。これに驚いたのがスタンドで大谷を視察していたメジャーの二刀流番スカウトだった。

 ア・リーグ某球団スカウトは「5回の打席では内角低めのカーブでカウントを稼ぎ、外角低めのシンカーで三振。大谷はハイボールヒッターで長身だけに高低の攻めに目が離れる。田村のリードもいいが、風で曲がりすぎる状況で要求通りウイークポイントに投げきれるのだから大したものだ」と目を丸くした。

 佐々木は「満足いく投球ができていない。次までにやることはたくさんある」と兜の緒を締めたが、米球団のリストに「SASAKI」の名前が刻まれたことは間違いない。 (夕刊フジ編集委員・山田利智)

引用:ロッテ・佐々木、“大谷番”米スカウトも仰天の対応力 12球団一番乗りでルーキー先発初勝利


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