トンプソンの4打罰問題、マスターズ会場でも物議 ウッズ「視聴者が競技委員になるべ



 米女子ツアーのメジャー第1戦「ANAインスピレーション」で、レキシー・トンプソン(22)=米国=が最終日の途中に「4打罰」を宣告され、逆転されて2位に終わった問題。6日開幕のマスターズ会場であるオーガスタでも最大の話題になっている。

 最終日、首位を走っていたトンプソンが、12番を終えたところで競技委員に4打罰を通告された。「何かのジョーク?」というトンプソンに、「第3ラウンドの映像を見た視聴者から、Eメールがあり、17番グリーン上でマークした場所とは異なるところからプレーを再開したと指摘があった。チェックした結果、誤所からのプレーとスコア誤記となった」と説明があった。

 スコアは通算16アンダーから12アンダーとなり、トンプソンは目に涙を浮かべながらプレーを続行。プレーオフに持ち込んだが、柳簫然(韓国)に敗れた。

 試合後、インスタグラムに、「100%故意ではなかった」と釈明したが、コミッショナーのマイク・ウォン氏はCNNのインタビューで「気の毒だが、今のルールでは正しい判断。異議を唱えられ、その通りだとしたら、ペナルティーを科すのはルール上正しい」。

 豪州ゴルフ協会で規則を担当するサイモン・マグダルスキー氏もABCテレビに「情報がどこから来たかに関係なくチェックし、判断するのが今のルールだ」とした。

 しかし選手からは不満が強い。同じような罰打を受ける可能性があるからで、マスターズ会場ではトンプソンを擁護する声が多い。

 昨年の全米プロを勝ったジミー・ウォーカー(米国)は、「誰かが電話で反則を指摘するスポーツなんて他にない」。リッキー・ファウラー(米国)も「いったんスコアカードにサインしたら、それですべて終わりにすべきだ」。

 タイガー・ウッズ(米国)も自身のツイッターで「家で見ている視聴者が競技委員になるべきではない」と主張した。

 英紙ザ・ガーディアンは「ファンを結果に介入させるべきでなく、最終日のラウンドが始まったら、3日目のスコアはどんなことがあっても変えるべきではない」。

 メディアの発達で、世界中のファンが判定に参加する時代になったということなのだろうか。

引用:トンプソンの4打罰問題、マスターズ会場でも物議 ウッズ「視聴者が競技委員になるべきではない」


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