阪神“師弟コンビ”健在アピール 金本監督、階段を一気に駆け上がり楽天・星野副会長



 2003年の阪神優勝監督で現楽天球団副会長の星野仙一氏(70)が、沖縄・宜野座の阪神キャンプを緊急視察。金本知憲監督(48)との“師弟関係”の健在ぶりを見せつけた。

 14日午後1時過ぎ、白塗りのワンボックスカーが球場入り口に到着した。中から姿を見せたのは、パープルのジャケットがまばゆい、独特のオーラを放つ男。1月に野球殿堂入りしたばかりの星野氏だった。

 実は2日前の夕刻、楽天球団関係者がこっそりと球場を訪れ、視察の手はずを整えていた。この日は全体練習が終わる午後2時から逆算し、楽天の練習拠点・金武町ベースボールスタジアムから車でわずか10分の距離に位置する“虎の穴”に星野氏を送り届けた。

 星野氏は金本監督と1時間あまり会談。帰途に就こうと球場入り口に差し掛かると、金本監督は練習が続いていたにも関わらず、ユニホーム姿のままグラウンドから階段を(ビルでいえば1階から3階ほどの高低差をものともせず)一気に駆け上がり“お見送り”。一昨年秋、阪神から就任を要請された際に「チャンスがあるなら引き受けた方がいい」と後押ししてくれた“師匠”に最敬礼だった。

 会談の席上で「引き続き、厳しく鍛えるように」とOBの立場からゲキを飛ばしたという星野氏。「俺のときは(前監督の)野村さんが種をまいてくれたから、いい肥やしをまけばよかった。戦力はあった。だけど(金本監督は)畑を耕し、種をまき、育てないといけない苦労がある。アイツは大変やで」と気遣った。

 その上で、12年ぶりのリーグV奪還には投手陣の整備がカギを握ると断言。「もうちょっと投手を固めないと。(昨季は)ここ1点(が取れなかった)というのと、クローザーで苦労した。そこを切り抜ければ、優勝とはいわないまでも、優勝争いはできる」と分析した。高山、北條ら指揮官肝いりの若虎の成長を認め「力をつけているね」と褒めた。

 鉄人監督にとっては、チームは違えど誰よりも頼りになる存在だろう。 (山戸英州)

引用:阪神“師弟コンビ”健在アピール 金本監督、階段を一気に駆け上がり楽天・星野副会長見送りに…


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