長谷部に危機感 明日は我が身



[11.15 W杯アジア最終予選 日本2-1サウジアラビア 埼玉]

 世代交代の波は実感している。しかし、これまで若い世代の突き上げを求め続けてきた日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)は、チーム内で起きた“変化”をポジティブに捉えている。

「チームとしてメンバーが替わった中で、新たな競争だったり、チーム内の活性化だったりが、さらに出てくるんじゃないかと思う。数字上(の勝ち点)は『3』だけど、それ以上の価値があると思う」

 FW本田圭佑、MF香川真司、FW岡崎慎司という日本代表の攻撃陣を牽引してきた3人がいずれもベンチスタート。「思い切ったチャレンジをする監督だと感じている」と話すキャプテンは「今まで日本代表を引っ張ってきた立場の彼らが今日は先発を外れて、明日は我が身と思う部分もある」と認める。と同時に、彼らの奮起にも期待している。

「サッカー選手としての本田圭佑、香川真司、岡崎慎司のファン。それ以外には興味がないけど、サッカー選手の部分はファンだし、リスペクトしている。ここからどう盛り返すかが楽しみ」と、ユーモアをまじえながら年下の“後輩たち”にエールを送った。

 この日、先発を外れた選手だけではない。この日のメンバー選考はチーム全体に刺激を与え、危機感と競争をあおるものだ。「各選手にいいメッセージになったと思う。ここから数か月間、試合はないけど、クラブで試合に出て、コンディションが良くないと、監督は使わないよという大きなメッセージになったと思う」。次の代表戦は来年3月。ホームで負けたUAEと、アウェーでのリベンジマッチが待っている。

 9月1日のUAE戦に1-2で敗れ、黒星スタートとなった日本はその後の4試合で勝ち点10を積み上げ、サウジアラビアと勝ち点で並ぶと、この日、タイと2-2で引き分けたオーストラリアを1ポイント上回り、B組2位に順位を上げた。

「これからの日程を見ると、初戦の負けをまだゼロには持っていけてない。今日勝ったことは最低限で、アウェーのUAE戦に勝って、ゼロに戻せるかなという感覚。勝ったことは良かったけど、初戦の負けはまだ“清算”できていない」。次戦となる来年3月23日のUAE戦を見据えるキャプテンはあくまで冷静だった。

引用:長谷部に危機感 明日は我が身


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