燕・館山、注目の虎・高山を“無視”「何打ちかもわからない」



 90周年の神宮で熱戦の幕が開く! ヤクルトは29日、阪神3連戦(神宮)で本拠地開幕を迎える。28日は先発投手陣が神宮外苑で練習。巨人との開幕カードで3連敗を喫し、12球団で唯一勝ち星がないチームは、第1戦に先発する“虎キラー”館山昌平投手(35)で今季初勝利を狙う。阪神は、東京に移動して神宮球場で若手中心のナイター練習。ドラフト1位・高山俊外野手(22)=明大=は、慣れ親しんだ地で、4試合連続安打の球団新人記録を視界に入れる。

 一回り、年の離れた2人が神宮の杜で激突する。館山VS高山-。まず必勝を誓ったのは、開幕投手を務めた2013年以来、3年ぶりに開幕ローテ入りした館山だ。

 「勝利のために全力で投げる。(本拠地開幕でも)特別な意識はない。やることは変わらない」

 チームは巨人に開幕3連敗。勝利が求められる一戦へ、午前11時からキャッチボールなどで調整したベテランは「一気に3連勝できるわけじゃない。1つ勝つだけ」と自然体を貫いた。

 売り出し中の阪神のルーキー、高山も“無視”した。高山、20歳の横田と並ぶ相手のフレッシュな1、2番コンビに「正直、“何投げ何打ち”かもわからない。余計なことは頭に入れないようにしている」とうそぶいた。

 右腕は打者のデータも当日まで見るつもりはないという。高山は昨秋のドラフト会議でヤクルトが1位指名し、真中監督が外れくじを当たりと勘違いしてガッツポーズした“因縁”もある。しかし、特徴についても館山は「わからないですね」と繰り返した。

 対阪神は通算17勝6敗の“虎キラー”でもある。2011年10月18日から7連勝中と好相性も誇る。前回、開幕3連敗を喫した11年、チームはそこから2度の引き分けを挟んで9連勝。館山がこの期間に2度完封勝利し、前半戦首位ターン(最終順位は2位)を果たした。巻き返しへ、これ以上の適任はいない。

 館山がクラブハウスを後にしてから約1時間後の午後5時、高山が神宮に登場した。開幕3連戦で14打数4安打2打点。01年の沖原佳典に並ぶ3試合連続安打中で、新人の開幕連続試合安打の球団新記録を狙う注目のルーキーは、若手の指名練習に参加した。「(ナイター練習の目的の)一番は(高山と横田の)目慣らし」との計らいを金本監督が明かした。

 明大で昨年、東京六大学リーグ記録の通算131安打をマークした高山にとって、神宮はかつての“ホーム”。今カードは明大・善波達也監督(53)が観戦する予定もある。「自分のことで精いっぱい。(試合が)始まったら分からなくなるかも…」と笑いながら、「成長したところを見せたい」。汗と涙が染みこんだ地に帰ってきた男は目を輝かせた。

 1926年10月22日に完成した神宮は今年で開場90周年。館山も東都大学リーグの日大時代から、ここを主戦場にしてきた。節目の年の最初の試合。神宮が熱戦に沸く。

引用:燕・館山、注目の虎・高山を“無視”「何打ちかもわからない」


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