由伸G、清原効果で門限破りゼロ! かつて豪遊も異様な緊張感

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 高橋由伸新監督(40)率いる巨人は25日、沖縄・那覇市内で春季キャンプを打ち上げ、実戦モードに入った。キャンプインの翌日未明に球団OBの清原和博容疑者が覚醒剤所持の疑いで逮捕される波乱の幕開けとなったが、選手たちは世間の厳しい目にさらされながら汗を流した1カ月間を、門限破りや週刊誌上を賑わすような醜聞もゼロで完走。昨秋の野球賭博問題など不祥事が続いた名門球団は、青年指揮官の清新なイメージとともにチーム再建への確かな歩みを刻んだ。 (笹森倫)

 2次キャンプのメーン練習場、沖縄セルラースタジアム那覇のグラウンドでのキャンプ最終日。恒例の手締めのために首脳陣、スタッフ、選手らが集まり大きな輪をつくった。

 その中心で音頭を取ったのは新選手会長の長野久義外野手(31)。大人数の前で話すのが大の苦手とあって、メモを手に「開幕までしっかり調整して、えー、秋には監督を胴上げできるよう…、頑張っていきます」などとたどたどしく挨拶。それでも「スタンドの皆さんもお手を拝借」と呼びかけると、ファンを巻き込んだ一本締めで新体制初の春季キャンプを打ち上げた。

 その長野は「個人的にはすごく順調にできた。去年はリハビリだったが、今年はみんなと同じメニューがこなせた。体が元気」と振り返り、選手会長としては「特にないが、さっきの手締めみたいな人前で話すのが憂鬱」と笑いを誘った。

 長野は「特にない」といったが、実は那覇最後の夜となった24日の門限について球団側に申し入れていた。平日だったため本来なら門限は午後10時半だったが、1時間の延長を勝ち取るという選手会長として大きな仕事を果たした。

 球団側の寛大な措置について関係者は「選手がしっかりルールを守ってくれるなら、球団もそれに応えるということ。門限破りは結局1件もなかった」と説明した上で、「今年はさすがに、選手も意識せざるを得なかったよね」といい添えた。

 12球団は1日に一斉にキャンプイン。ところが2日未明に“清原ショック”が日本列島を駆け巡った。大物OBの巨人在籍時に同僚だった高橋監督、松井秀喜臨時コーチ、野球評論家としてキャンプ地を訪れた桑田真澄氏らにコメントを求めて報道陣が殺到する事態に陥った。

 球団側は「今のウチとは全く関係ない人なのに非常に迷惑だ」と憤ったが、巨人在籍時に清原容疑者に覚醒剤を融通したという元同僚が「当時のチームメートはみんな(使用を)知っていた」などと爆弾発言したため、対応に神経をとがらせざるを得なかった。

 昨秋にチームの3選手が無期失格処分となった野球賭博問題のほとぼりが冷めず、ただでさえ厳粛なムードで始まったキャンプに、異様な緊張感が加わった。それだけに選手たちは、かつて清原容疑者が豪遊した宮崎の夜の街で羽目を外す気分になれない。また午前8時過ぎから早出練習が連日課されたことで、自然と早寝早起きのサイクルができあがっていった。

 “夜のマーク”が弱まったのも幸いしたのか。球界の醜聞を追う週刊誌の担当班が清原容疑者にかかりきりで、今春はキャンプ取材にまで手が回らなかったようだ。

 高橋監督は「大きなケガもなく、若い選手をはじめみんな元気。オープン戦は新しい選手がいいプレーを見せてくれた。強くなるには新戦力が出てくることが大事」と総括した。指揮官として臨んだ初のキャンプは、時ならぬ“清原台風”で波乱の船出となったが、不祥事ゼロでの完走は“清原効果”ともいえる。

引用:由伸G、清原効果で門限破りゼロ! かつて豪遊も異様な緊張感


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