羽生さらに高みへ、322点のプレッシャーに「打ち勝つ」=フィギュアNHK杯

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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦となるNHK杯は28日、長野で男子フリースケーティング(FS)が行われ、羽生結弦(ANA)がフリー216.07点、合計322.40点で優勝した。羽生は前日のショートプログラムに続いて、世界最高得点をマーク。合計で前人未踏の300点超えを果たし、12月のGPファイナル(スペイン・バルセロナ)進出を決めた。

 羽生は、冒頭の4回転サルコウ、続く4回転トウループを軽々と決めると、後半に配した4回転トウループからの連続ジャンプも鮮やかに下りる。和風の音楽「SEIMEI」に合わせ、時よりにらみつけるような表情で迫力ある演技を披露。最後の決めポーズでは満面の笑み。右手で大きく拳を振り下ろし喜びを爆発させた。

 以下は演技後の羽生のコメント。

「本当にうれしいです。本当に練習が納得いくようにできたのも、体のメンテナンスをしてくれた先生方をはじめ、リンクがあり、先生方がいるから練習できたと思うので、周りの方々に感謝を述べたいと思います。(点数は)本当にびっくりしましたし、僕自身、何か試合に入る前に300点取りたいとか、フリーで200点超えたいとか、そういう気持ちも少なからずありました。それにちゃんと気づくことができ、それによって自分がプレッシャーを感じていることに気づくことができたのも、本当に今までのたくさんの経験があったからこそだと思うので、本当に今までやってきたことが無駄じゃなかったんだなと思います。

(さらに挑戦することとは)技術的なことで言うと、4回転ループを試合で組み込めるまでには至っていません。まずはそこを練習していきたいと思っています。それはすぐにはできないと思いますけど、ただこの内容、これ以上の内容をもっとコンスタントに、たぶん次の試合からは自分の322点という得点、(SPの)106点という得点、(FSの)216点という得点が自分自身にかなりのプレッシャーとしてかかってくると思うので、それに打ち勝つ、それをコントロールする精神力をつけなければいけないなと今は考えています。(今後は)とにかく頑張るのみです。頑張れるのは皆さんのおかげだと、今回本当に思いました。

(壁を越えた先に見えたのはまた壁だったと話していた。今どんなものが見ているか?)実際にフリーをやり終えたあと、正直うれしくて、なかなか国際試合でフリーをノーミスでやり切れていなくて、本当にうれしかったです。ただ言ってみれば、後半の4回転トウループはもっときれいに跳べると思います。でもそれがすぐにできるとは思いませんし、先ほども言ったように今後は自分の得点に対するプレッシャーが必ずかかってきます。それは壁だと思いますし、それを越えるために日々努力していきたいと思います。(後半の4回転は課題だと思うが、どこに気をつけた?)う~ん、それはあんまり言いたくないな(笑)。

(緊張していたのは、点数を出してやると気合いが入りすぎた?)自分でも緊張していた理由がよく分かっていません。五輪のフリーのときに同じようなことを言ったと思うんですけど、気づいたら金メダルを狙っていた、終わった瞬間に金メダルはなくなったと思ったと同時に、自分は金メダルを意識して緊張していたんだというふうに思ったんですけど、それが今回のNHK杯ですごく生きて、自分がこの会場に来る前から200点超えしたいと思っているのと、300点超えしたいと思っているのと、ノーミスしたいと思っているのと、すべてがやりたいこと、プレッシャーとしてふりかかるようなことを考えていることをちゃんと自分で認めてあげられたんですね。緊張しているからこうしようというのを今回はある程度分かってできたので、なんか実感がないというのは正直ありますけど、少しでもコントロールできた精神状態でフリーはできたのかなと思います。

(スケートカナダとは別人だった。トリガーとなったのは?)スケートカナダは悔しかったですし、一皮むけた羽生結弦になれるようにということを言ったと思うんですけど、一皮むけたのかは皆さんの価値観次第なので、自分の中では後半の4回転まできれいに決めることができた。まぁ、そこまできれいではないですけど、今回のステップとして手をつかないで後ろに3回転をつけられたというのは自分の中で達成感はありますし、またその悔しさをバネに一生懸命練習して、その環境を作ってくれた周囲の方に感謝の気持ちでいっぱいです。(フィジカル面でアップしたように思えたが?)たぶんそれは自分が最後までノーミスでできたといううれしさ、やはり地元での開催ということで、皆さんが本当に大きな声援を送ってくれましたし、会場内に五輪のマークがあるので次の五輪で連覇するためには、もっと成長しなければいけない、もっと強いところを見せないといけないという気持ちはあったので、本当に環境に助けていただけたかなと思っています」

引用:羽生さらに高みへ、322点のプレッシャーに「打ち勝つ」=フィギュアNHK杯


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