日本オープン・小平智 無駄なく飛ばす“右腕の動き”

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 【勝者のワザ】日本オープン2日目に展開された小平智(26)のプレーは圧巻だった。11バーディー、1ボギーで10アンダーの62。コースレコード、大会レコード、自己ベストと記録ずくめの爆発的なゴルフだった。その勢いで、最終日に大会連覇を狙った池田勇太との対決も制して初優勝を果たした。

 小平はツアー屈指のショットメーカーとして知られている。ぶれない軸、フィニッシュで左足に全体重が乗ったバランスのよさで“飛んで曲がらない選手”とツアー仲間からも高く評価されている。

 その小平のスイングの特長は、ダウンスイングでの右腕の使い方にある。「自分は、トップスイングから右腕を伸ばしていくようにしている」といい、「よくいわれるタメは意識しない」と明言する。

 タメとはヘッドの遅れを指す。アマチュアの多くが、タメを意識することでスイングを壊してしまっている。特にダウンスイングで右ヒジを内側に絞り込むような動きで作ろうとしている人は、小平の右腕の使い方を参考にするといい。

 ダウンスイングに切り返したら、インパクトに向かって右腕を伸ばしていく。それでは、手打ちになってしまいそうだと感じるかもしれない。そこで、もうひとつの大切なポイントがあることを加えておきたい。

 右腕は伸ばしていくのだが、右手首の角度はグリップ位置が右足の前にくるところまで変えない。コッキングをキープした状態で右ヒジを伸ばしていくのだ。コッキングをキープすることによって、タメを意識しなくてもクラブヘッドは遅れ、エネルギーがインパクト前に放出されてしまうことにはならない。右ヒジを絞り込んでしまうと、スイング軸が右に倒れたり、軸がしなり過ぎて逆にエネルギーロスを招く結果になりやすい。

 タメは作るな。正しい動きを身につければ、自動的に作られるものだ。小平のスイングがシンプルに感じられるのは、タメを作ろうとする無駄な動きが排除されているからで、無駄のなさがスピードにつながり、圧倒的な飛距離を生み出している。

 ■小平智(こだいら・さとし) 1989年9月11日生まれ。東京都出身。レッスンプロだった父・健一さんの影響で10歳からゴルフを始める。駒場学園高から日大に進学し、2年時の2010年に下部ツアーで93年の片山晋呉以来となるアマチュア優勝。同年、QT受験のために中退しプロ転向。13年「日本ツアー選手権」でツアー初優勝を挙げるなど通算3勝。今季賞金ランクは6387万6344円でランク3位(18日現在)。172センチ、70キロ。

引用:日本オープン・小平智 無駄なく飛ばす“右腕の動き”


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